COMPANY会社情報

地域の安全と安心を
『技術』という商品で
責任を全うしていく

　ホームページをご覧になっている皆様、こんにちは。当社は1969年に秋田県湯沢市で創業の建設コンサルタントです。これまで社会ニーズの移り変わりに伴って社名を4回変更してきました。創業当時は高度経済成長期で、国土の道路ネットワーク強化と生産性の高い農業基盤整備が推し進められた時代でありました。社員数名だった父親が創業した当初の測量業務から始まり、社会環境の変化や生活レベルの向上に伴って建設コンサルタント業務、補償コンサルタント業務など技術商品を拡大する度に社名変更し、現在『株式会社ウヌマ地域総研』に至っております。今後、社名変更はなくとも技術力をもって地域の公共インフラを支えていきます。
　さて公共インフラはあってあたりまえ、無いと生活や経済活動が一切成り立ちません。一時、公共投資は無駄と揶揄された時代もありましたが、例えば車が無くても生活出来る首都圏と地方都市で異なりますし、地方都市であっても除雪が必要な地域とそうでない地域、潮風が強い沿岸部と穏やかな内陸部など、維持管理する手段手法やコストまで全く異なります。当社はそうした地域特性に合わせた公共インフラを守ることによって社会貢献していく技術集団です。
　近いところでは2011年東日本大震災をはじめ全国各地において豪雨災害や地震・噴火の自然災害が猛威を振るい痛ましい命と財産が失われてきました。今後は首都圏直下型地震や南海トラフ地震が予測されています。どちらが発災しても社会経済へのダメージが計り知れないだけでなく、対策に不備があれば国家存亡の危機になるかもしれません。それほど日本国土は自然災害の結果から成り立ったといってもいいほど世界的に見ても稀有な地域であり、それがゆえに公共インフラの安全性と発災後の行動教育は世界一だと思います。一方で人工的な構造物で自然に打ち克つことは勿論不可能ですし、投入する予算にも限りがあります。私たち技術者は決して傲慢にならずに、地域の安全と安心を確保していくことが使命だと思っております。
　また当社の社員は、技術者である前に一人の誠実な人間です。一人の技術者があらゆるノウハウを持っているわけではなく、それぞれが得意な分野を持ち、それぞれが連携またはチームを組んで業務遂行しております。今後社会は人口減少という避けられない課題やChatGPTなどの登場により、ますます変化に富み混迷を極めることと思います。ですが、当社はいつの時代でも世の中から必要な会社となるよう、人を中心にした自己研鑽に努めてまいります。